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六 屋号、「美好」の由来

当時の庶民の楽しみは少なく、お風浪さん祭りは大賑わいで近隣の町や村、羽犬塚、久留米、佐賀諸富からは渡し舟でお参りに来、列をなし身動きも出来ず朝から晩まで参拝客であふれていた。

肉の美好

留吉は当然計算済みで1週間くらい前から八女地方より荷車、車力で大量に山のように串の柿を仕入れて来ており、近所の人がど肝を抜かしたそうです、境内であっという間に売れて無くなり、さらに仕入れては売り尽くし、資金を造る、近所の古老は「留吉さんのさすことはとにかくたまげた」と話してくれます。

肉の美好

次男、茂樹は幼くしてなくなり、父・森三男大正6年11月3日、
明治の慶節に参男として生まれる、この頃は「森商店」と言っていたそうです。

交通の拠点というこの立地に、留吉は日々商いが出来る料亭料理屋を構想しており、
持っていた電話番号が大川町344番だったので覚えやすい「みよし」と着想、
縁起がよい吉の画数15文字で「美好(みよし)」と命名、
美し(うまし)好(よし)という思いを込めて、屋号とする。
森商店から料理亭「美好」として大正8年(1917年)発展創業する。
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